読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

心と体を大切にしよう

心と体に良い情報を紹介します

「マインド・トーク」があなたの現実を狂わせる!

メンタルヘルス

マインド・トークとは

人は頭の中で意識的・無意識的に言葉を使ってさまざまなことを考えている

人は一日中、言葉を使って頭の中でいろいろなことを考えています。その数、一日約7万語といわれています。ときには、人と話をしているときでも、まったく違うことを考えていたり、また、考えていないと思っていても無意識に何かを考えています。こういった、人間が頭で考えている言葉をマインドトーク(自動思考)といいます。

 

たとえば、雨の日に自室の窓から外を見て
「また雨かよ。いい加減にしてくれよ」
と考えて、嫌な気持ちになって
「学校行きたくない」
などと頭の中で勝手に考えてしまう。
これはマインドトークによるものなんです。

 

また、ふいに嫌な思い出を思い返し、
頭の中でそのときの状況を再現し、
落胆したり後悔する、
といったこともマインドトークによるものなんです。

 

マインドトークには、ネガティブな内容が多い

ネガティブな内容が多い理由は、生存のため!

原始時代の人類には敵がたくさんいました。油断しているとあっという間に他の生き物のエサになってしまいうという過酷な環境で生活していました。そんな環境の中を夜道を「僕は運がいいから危険な目に遭うはずないよ」とポジティブ思考でのんきに歩いていたら、猛獣に食べられてしまいます。

 

人類の歴史は戦いの歴史

過酷な環境を生き抜くためには、慎重に行動しなければなりません。敵に遭わないための方法を考え、それを実行しなければなりません。運悪く敵に遭遇してしまったら、立ち止まり、目を凝らし、状況把握することが重要です。逃げると戦うのどちらが生存確率を高いかを短い時間で判断しなければなりません。多少、傷ついても逃げるより戦ったほうが生存率が高いと判断した場合は怪我を覚悟で戦いを挑みます。負ければ死にます。死なないためには生き残るためには戦いに勝たなければなりません。人類はそんな命を懸けた戦いを繰り返し、生き残りました。その間にたくさんの人類が犠牲になりました。その記憶が現代の人類の遺伝子の中に存在しています。人類の歴史は戦いの歴史です。油断すれば、死ぬ。それが戦いの歴史のセオリーです。そんなネガティブなセオリーが現代人の遺伝子の中にも残っています。そのため人はほうっておくとネガティブなことを考えてしまうのです。

 

ネガティブなマインドトークが多い理由は、遺伝子の中にある戦いの歴史のセオリーのせいなんです。

 

だから人はほうっておくとその遺伝子の影響を受けてネガティブなマインドトークを際限なく繰り返してしまうんです。

f:id:kanifkdlljdl:20160205135838j:plain

ネガティブなマインドトークは生存戦略のひとつと言っても過言ではないのです!

 

世の中を危険な世界と認識している人ほどマインドトークに支配されやすい

 

マインドトークに支配されると、ネガティブな気持ちになってしまう

この「マインドトーク」に頭の中を支配されてしまうと、例えば生活の中で嫌味を言われたり、小言を言われたり、怒られたりといった出来事に直面すると、「むかつく」とか「許せない」とか「仕返ししてやりたい」とか「泣きたい」とか自動的に思ってしまう。その場面を思い出すたびに、そのとき感じた嫌な気持ちを思い出し、再びネガティブな「マインドトーク」を繰り返してしまう。

 

マインド・トークは認知を歪め、さらには現実まで変えてしまう

例えば、同僚に「おはよう」と声をかけたのに返事がなったとする。実際には、相手にはただ自分の声が聞こえていなかっただけかもしれない。にも関わらず、 この事実に対して「何か彼を怒らせるようなことをしたのだろうか?」、「自分は嫌われているんだ…」などとネガティブなマインド・トークを繰り広げてしま う。それは間違った解釈なのにマインドトークに支配されているとそれが真実のように感じてしまう。

 

例2

f:id:kanifkdlljdl:20160206072422j:plain

イヤな思い出をつい思い返し、頭の中で再現し、落胆したり後悔する、といったこともマインドトークによるものです。現実はそうではないのに、です。

 

以上のようにマインドトークには、私達の認知にゆがませる力があります。本当は現実でないことを現実だと思い込ませる力があります。そのせいで自分で作り出した妄想と、現実の区別がつかなくなってしまうのです。

 

そうなれば現実にはそうでなくても、「自分は嫌われている」「うまくいくはずがない」「無理に決まっている」などと脳内でつぶやき続けていると、それが真実だと思い込んでしまう可能性が高くなります。その可能性が高まれば高まるほどマインドトークの言葉の信憑性が高まってしまいます。マインドトークを続け、信憑性が高まり続ければ、いずれ本当にそのマインドトークの言葉が真実だと思い込んでしまうときが訪れてしまいます。

 

マインドトークをやめる方法は?

1、まずはマインド・トークに気づくこと

まずは自分の心の中でマインドトークが始まっていることに気付くように注意しましょう。心の動きを観察することを習慣づけるのです。無理に考えるのをやめようとしなくていいんです。

 

マインド・トークは自然な現象で、止めるのは難しいからです。また「考えるのを止めよう」と思うことで余計に気になってしまい、ストレスになる場合もあるからです。ただ、 マインド・トークに気づく。マインドトークに気づくことができればマインドトークの内容と事実(真実)を混同しないようになれます。なのでマインド・トークに「気づく」ことを身につけましょう。

 

2、マインドトークの特長を知る

マインドトークに気づくためには、マインドトークの特長に気づく必要があります。

 

マインドトークの特長

1、内容がネガティブ

2、同じ内容が執拗に繰り返される場合がある

3、真実か妄想かの判断が難しい場合がある

4、マインドトークの内容が必ずしも間違っているとは限らない

(つまりマインドトークが真実である可能性もあるのだ)

 

3、自分を知る

世の中をネガティブに見ている人ほどマインドトークに支配されやすいです。たとえば世の中は危険に満ちていると思っている人は、他人と偶然目が合っただけでも、「ガンつけられた?」と思って恐怖を感じてしまいます。世の中、嫌なやつばかりだと思っている人は他人と偶然目が合っただけでも、「あいつ俺のこと心の中で笑っているに違いない」と思って怒りを感じてしまいます。

 

どちらの他人もたまたまその人と目が合っただけです。それなのに世の中をネガティブに見ている人はその偏ったものの見方のせいで、間違った解釈をしてしまい、不快な気持ちになってしまったのです。不快になる考えはマインドトークの活動力を活発にします。

 

一度自分のものの味方を見つめなおしてみてください。

 

4、解決できるマインド・トークと解決できないマインドトーク

マインドトークは真実か妄想かわからない場合があります。なので必要以上にマインドトークにかかわっていると精神的にも肉体的にも消耗してしまいます。そうならないためにも真実か妄想かわからない・検証のしようのないマインドトークは無視しましょう。自分の力で解決できそうなマインドトークのときだけ真剣に考え、行動するようにしてみましょう。

 

 解決できるマインドトークを解決していけば、いずれ解決できなかったマインドトークを解決するヒントを得られるかもしれません。人の問題解決能力には限界があります。努力してもそう簡単には問題解決能力はアップしません。なので、自分にできる範囲で解決できるマインドトークを解決していきましょう。

 

5、ポジティブ思考を身につけてみる

人は、ほうっておくとマインドトークに支配されやすくなってしまいます。そうならないためには、ポジティブ思考を身につけるといいと思います。ポジティブ思考を習慣化することができれば、ネガティブなことを考える時間が減ります。ネガティブなことを考える時間が減れば、マインドトークに支配される可能性が低くなります。

 

☆合わせて読んでいただきたい記事

怒りのメカニズムと怒りをコントロールする方法

「過度の一般化」思考が現実を歪める その思考はうつ病の原因になる

思い込みの力が人生を左右する!「プラシーボ効果」「ピグマリオン効果」「ゴーレム効果」とは?

今まで満たされなかった承認欲求が満たされていく・・・自己承認の素晴らしさ!